2012年8月25日土曜日

がってんより、お礼とご報告

8月22日・23日レポート
東京・千葉・茨城・宮城・福島より、8月9日から2週間ほど、
東北海道に保養に来られていた27名の家族の方々と、
この地で避難生活を送っている9名の方と共に、
1泊2日の『釧路川のほとりで交流キャンプ』を、
8月22日・23日で行いました。
弟子屈地域の方々が中心となり、
スタッフも合わせて総勢50名ほど。
天候にも恵まれて開催することが出来ました。
キャンプサイトに到着後、
水遊びの出来る服装に着替え、
そうそうに釧路川へネイチャー川下り。
川で泳ぐコドモとお母さん。
稚魚を見つけたり、ザリガニを探したりしてる小さなコドモたち。
大人もコドモも久しぶりの水遊びに大いに楽しんでおりました。
冷えた体を温める為に一行は弟子屈の温泉へ。
温泉に行っている間に、多くの方々よりご提供いただいた安心食材使って前日より仕込みが始まっていた夏野菜カレーやサラダなどの最終の仕込が、てしかがの愉快な仲間たちの女性陣の間で着々と準備されていく。
一方男性陣はと言うと、やはり前日よりテント張りやらテーブルの準備などの最終の仕上げに取り掛かる。
『てしかふぇ』と称したフリードリンクカフェも誕生し、
一行が温泉から戻って来るの今か今かと待つばかり。
温泉から戻って一息ついたあと、
広い草原に思い思いに座りながらの、
お待ちかねの夏野菜カレー。
しっかり遊んだ後の食事は美味しかったね。
日も傾きかけた頃、
キャンプサイトは風が強くなり、
安全をとって予定していた花火を中止となりましたが、
夕闇の中で『暗闇スイカ割り』がとても楽しかった。
(皆さんには、お別れ時に花火を持って帰っていただいた)
満天の星空の下、
コドモタチは初めてのテント暮らしにもうワクワク。
しっかり遊んだはずも、
ワクワク過ぎて寝付けない子もチラホラでした。
草原の真ん中に小さな焚き火と『てしかふぇ』。
一人また一人とコドモが寝静まった頃、
お母さん方が焚き火の側へ。
自己紹介を交えながら共につながったとてもいい時間でした。
満天の星空の下、
小さな焚き火と木々に囲まれた草原。
孤独と戦っていた母たちが少しでも羽を休める事が出来た時間でありました。
人はやっぱり人の支えと自然を失っては生きて行けないと感じました。
少し寝不足のお母さんたちをよそに、
早起きのコドモタチ。
朝も早くから池の魚を追い掛け回したり、
ボール遊びしたり、シャボン玉をしたりと元気全開のコドモタチ。
朝食を済ませ、
オニギリ作りのワークショップをしているお母さんたち。
コドモタチはと言いますと、
テントの片付けや寝袋たたみのワークショップと大活躍。
お母さんがたの荷造りの合い間に現れた、
『紙芝居のおじさん』にコドモタチも大喜び。
全部で3作読んでくれた?
日も高く上ったころ、
いよいよ『弟子屈のゆかいな仲間たち』ともお別れです。
花火や食材、そして寄付金や募金をくださった皆さまの支えがあって、
今回の『釧路川の畔で保養交流キャンプ』が開催する事ができました。
ありがとうございました。
1泊2日と言う短い時間ではありましたが、
皆さまの支援を私たちの体を通して出来る限りの事をしました。
コドモタチは元気に遊んでおりました。
少しでも勇気づける事が出来たでしょうか。
また自分を責めているお母さんの羽を少しでも休めてもらう場になったでしょうか。
一時でも弾ける笑顔を見せてくれたコドモタチに、
夢と希望を感じてもらえたでしょうか・・・
『もう二度と故郷の川や森の自然で遊ぶ事が出来ない・・・』、
キャンプサイトでお母さんと交わした言葉はとても考え深いものでした。
短いご報告となりましたが、
重ねて御礼申しあげます。
木名瀬がってん

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