2012年2月29日水曜日

2012年2月29日 がってんレポート

2月29日レポート

今日は下見や打ち合わせの多い日でした。



全国から送っていただいたお米を3キロの袋に詰め変えもしました。

お米は貯まれど、お届けにあがるボランティアが足らない気がします。
一緒に行きませんか。

今日は短くてすいません。

2012年2月28日火曜日

2012年2月28日 がってんレポート

2月28日レポート

3日ほど前に降った雪も徐々に溶けて路面を濡らしています。

今日は『サンライス元気村』プロジェクトへ行ってきました。
http://www.ishinomakizuna.net/project_sunrice.html
阪神淡路大震災の直後、
仮設住宅に一人で暮らしているお年寄りのお宅を訪ねて、
お米を数回配って歩いて以来ですから17年ぶりのサンライスの活動でした。

3000世帯ほどの仮設住宅の中で一人暮らしのお年寄り世帯は1000世帯とも言われています。
今日はカナダから一人でボランティアに来た22歳のマイケルも一緒に、
私たち4名ほどで14軒ほど廻りました。

お米と言うツールを通して、
おじいちゃんやおばあちゃんとお話。


昔話に花が咲き時にはお茶っこに誘われちゃったり。
明るくお話してくれる方はほっとします。
知らない土地に全てを失い知らないもの同志の寄せ集め状況の仮設住宅団地もあると言う。
不安や心細さからぎすぎすとした関係になってしまう事もあると言う。


今日出合ったおばあちゃんもそうだった。
新興住宅地内の公園地内に、
無理くり小さな仮設住宅が2棟ほど建っており、
その仮設住宅団地内で唯一の一人暮らしのおばあちゃん。
日中は人の気配の無い仮設住宅団地。
おばあちゃんは夜の7時には寝るので、
近所と知り合う切っ掛けがほとんど無いようです。

それゆえなのでしょうか、
少しの物音などが怖くてしょうがないと言ってました。

新築の家に囲まれた小さな仮設団地は、
何処と無く寂しい雰囲気に包まれている気がしました。

(眼下に映る町。おばあちゃんの暮らしていた町は全て津波と火災で無くなっています)

全てを失い、知らない土地で知らない人と新築の家々に囲まれての一人暮らし。
出口の見えない不安が少しでも減る事を祈るばかりです。
また来ますね。

2012年2月27日月曜日

2012年2月27日 がってんレポート

2月27日レポート

福島より石巻に戻りました。

街中から海沿いの町を通り、
北上川を遡り、
下見と打ち合わせの1日でした。

倒壊した家屋やビルの撤去はだいぶ進んでおり、
学校帰りの小学生やお母さんに手を引かれて楽しそうに歩く子供たちが目に付きます。


街中を向け遠廻りですが海沿いから、
北上川を北上し悲しい惨劇が起こった小学校に立ち寄りました。
当時は瓦礫とドロに埋もれていた校舎でしたが、
今は校舎がしっかりと見えています。


あの災害から1年が経とうとしていますが、
今もまだ捜索をする人の姿があります。


一歩踏み出し歩み始めているいる人、
今もまだあの日のままの人、
思い悩み足の止まっている人、

私が言うのも変ですが、
どの姿も真剣で身が震えます・・・


『世界全体が幸福にならないうちは、個人の幸福はありえない・・・』


苦しくても辛くてもユーモアのある姿ググッときます。

2012年2月26日日曜日

2012年2月25日~26日 がってんレポート

2月25日・26日レポート

雪がどさどさと降り積もり気が付けば向かう方向の高速道路は全て止まり、
大幅に遅れての到着となった須賀川にある『銀河のほとり』。
福島にて除染活動をしている人、
子供もキャンププロジェクトをしている人、
いろいろな形で福島に暮らす人と放射能のことに関わる人が集まっていました。
『銀河のほとり』は昨年の震災直後、東北へと向かうボランティアや支援物資の拠点となっていました。
普段は自然食を中心とした心と体に優しい食事を提供してくれるところです。


北海道からきた僕の目には、
ここ福島は何処かとても懐かしい風景に映ります。
この一年間、
目に見えぬ苦労が多くの人々の背にのしかかっているのでしょう。

(こんな普通の風景も汚染されているのでしょう・・・)

僕は心の中でつぶやいていた。

けして勝手に下がることはない放射能線量、
出口の見えない除染活動とそこでの生活。
いろいろ聞かれ、応援され、大量な情報が流れ、疲れがピーク。
見たくない・聞きたくない・言いたくない・・・もう疲れた。


みんなの話を聞きながら心の中で思っていた。

もっともっと各都道府県の魅力や夢、希望が伝わっていたらどうだったろうか。
いつの日か踏み出すアクションが必要となった時に、沢山に選択肢があればいいのに・・・



寝袋に包まりながら心の中で感じていた。

きっかけとチャンスが、
いろいろな形で見聞きできるようになっていればいいのに・・・


もう少しで雪解けです。
雪解けと共に必ず気持ちが少しは楽になると思います。
それまでの間、無理しないでのんびりしてください。

少し落ち着いたら福島で感じた事をまとめようと思います。

2012年2月24日金曜日

2012年2月24日 がってんレポート

2月24日レポート

屈斜路湖・釧路川の畔から一路石巻に入りました。

ボランティアベースの電気修理からスタートでした。
1階が全て水に浸かっていたので漏電がすごいみたいです。
ソラーパネルがあるのでソラーがフルに活躍できるように、
アレやらこれやら配線をつなげて伸ばして・・・
あとはお日様待ちですネ。


2ヶ月ちょっとぶりでしたので、
いろいろと打ち合わせや状況の確認であっと言う間に深夜となってしまいました。


明日は福島県に移動します。

PS:プラス気温だし土も顔を見せていますね。
とても新鮮ですプラス気温と土の色。

2012年2月23日木曜日

2012年2月23日 がってんレポート

2月23日レポート

津軽海峡を越えて東北へ入ります。
あの大震災からまもなく1年が経とうとしています。



東北もまだまだ寒い事とおもいます。
一歩を踏み出す時は、
迷うコト・悩むコト・戸惑うコト・思いどおりにならず立ち止まるコトも多いと思います。
焦らないでいいと僕は思うのです。
遅いと言う事はありません。


笑顔と元気で東北から再びレポート始めますね。

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では行ってきます。