2012年12月25日火曜日

子ども達のクリスマス

暑い夏の盛りに開催した「釧路川のほとりで交流会キャンプ」でしたが、季節はめぐり、冬のページに差し掛かりました。

皆さまからお預かりした募金の残金を使って、子ども達にクリスマスのプレゼントを贈ろう!ということになっておりましたが、先日、無事に参加者全員にプレゼントを発送することができました。

小学生の子ども達には、カリンバ。
キャンプの時に、芝の上でぽろぽろと優しい音を響かせていた小さな楽器です。

もっと小さな子ども達には、絵本を。
北の大地を舞台にした『こぐまのプディ カヌーでスイーコ』、
2人以上の家族には、上の子に『石のきもち』を。
絵本の作者である村上康成さんが、一人一人の本にサインをしてくれました。



クリスマスプレゼントを送って、最終的な残金は8,283円になりました。
このお金も、最後の1円まで大切に、放射能の不安の中で暮らす子ども達の支援のために使わせて頂きます。

プレゼントを贈った子ども達から、たくさんのメッセージカードが届きました。
ありがとう!
みんなのこと、忘れてないよ。
また遊ぼうね!

2012年11月8日木曜日

2012年11月8日 がってんレポート

~11月8日レポート:第十章:種

一輪の花を咲かせましょう。
そんな気持ちでいっぱいです。

今回の渡航は一人一人と少しの時間だけれど向き合って、
話したり作業をしたり思いを聞いたりしました。

この1年8ヶ月の期間は、
正直なかなか人と向き合ったり、
自分と向き合うタイミングがありませんでした。

東北、関東そして日本全体が、
昨年の3月11日以前と以後とは、
暮らしや生き方が大きく変わった感じがします。

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もちろん3.11以前からあったいろいろな問題や悩みも有ったことだと察しますが、
この1年8ヶ月は必死だったから、意味忘れられて居ただけの事も有るかもしれません。
心の支えとして、
生きる意味として、

私たちは何を探し何を見つけようとしているのでしょうか。
この震災で失ったものは何だったのでしょうか。
この震災で感じた事何なのでしょうか。
得た事は何だったのでしょうか。

愛する人を失い、
財産を失い、

傷ついてもなお歩くように生きる人々にとって、
復興とはなんなのでしょうか。

被災していない私たちにとっての
復興とは何なのでしょうか。

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一粒一粒の種が選んだ大地で根付き、
花を咲かせ、実をつけ、種を飛ばす。

一つ一つの物語の草花を見落とす事無く、
『キレイだね・かわいいね』と声を掛け合える姿が、
僕にとっての復興真っ最中の出来事だと思う。

そんな風景の中で海を前に、
被災者もボランティアもなく、
共に今を生きるもの同志笑顔になれますように。

2012年11月5日月曜日

2012年11月5日 がってんレポート

11月5日レポート

午後からは塩害木を山から下ろしていました。

一人作業が最近は多かったのですが、
久しぶりに2人での作業です。

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発災以降津波により運ばれた海水により、
その昔植えられた杉の多くは立ち枯れが目立ちます。
人の暮らしと隣接している地帯の杉が枯れているので、
地域の人は大雨や風の強い日などはきっととても不安だと思うのです。

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切り倒しておいてくれた木々をダンプに詰める大きさに切り、
積み込んでいると日暮れが早くなった牡鹿半島はすっかりと夕焼けタイムでした。

ダンプに積み込んだ塩害の杉を助さんと日暮れの中市街地だった場所に運びました。
この杉を使って舞台を創るそうです。
塩害の杉が使える場があってよかったです。

少しの時間でしたが、
久しぶりに黒さんと助さんと現場で一緒に動いたのですが、
なんだかよかったです。

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少し前後するのですが、
午前中は市役所に出向いたり検体を計ったりの作業でした。

僕の暮らしは土に触る事が多いです。
生活の場でも土を耕しているし、カヌーツアーでは大地にテントを張って暮らしています。
大地にある土の色はさまざまなのだけれど、
特にいやな感じがする土と言うのに出会ったことは特にありません。

昨年の発災以降に出会う土は、
自然界に有ったものではいので、
きつい匂いがしたり粘り気があったりと、
今まで出会った土のたぐいとは大きく異なります。

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今回多くの土を放射能検査機にかけているのですが、
激しく汚染されている土には、
きつい匂いも無く、
粘り気も無く、
何処にでもある土です。
言いすぎかも知れませんが・・・
北海道の我が家の畑の土となんら換わらなく見えます。
今私が何処の土がどれだけの線量があったかと言う事はしませんが、
機械に通し見えてくる数字は国が言う基準値を数倍こえています。

2012年11月4日日曜日

2012年11月4日 がってんレポート

11月4日レポート

昨日のお昼過ぎに福島市内にあるレスキューハウスに到着しました。
20代の女性が二人で今年の夏ごろから始めました。
『にじまる家』 http://ameblo.jp/soramusubi/

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ここは、今月末からカフェとしてオープンを目指しています。
ワークショップやコドモタチの遊び場としても開放予定です。

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昨年夏ごろから福島県内にて保養のプロジェクトに関わっているメンバーなので、
先週のワークショップではコドモタチやお母さん方が20名近く参加されたそうです。
放射能の線量が高い地域に暮らすご家族が遊びに来たり、
情報交換の出来る場となることでしょう。

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古い建物ですので、内装を直したり、壁を厚くしたり、
配管を直したりと、やる事は山盛りです。

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少しでも、いや一人でも命をつなぐ場になればと思っています。

今夜は一路石巻に戻ります。

2012年11月3日土曜日

2012年11月3日 がってんレポート

~11月3日レポート

一路福島県に来ています。

福島は秋真っ盛りです。
山には今朝降った雪が乗っています。

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とてもいい風景です。
僕は普段北海道に住んで居るので、
杉や竹、栗やアケビを見ることが無いのですが、
ここには栗やアケビが沢山有ります。

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この風景は僕から見ると日本の風景ですから、
とてもうらやましいです。

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でも、放射能物質が降り注いだ形跡が、
土や野山の植物などから機械を通して存在する事が見えます。
とても残念です。
私の目に見えるのは美しい紅葉の風景であり、
心地よい水の流れです。

聞いて見たいことがあります。
教えて欲しいことがあります。

・いつになったらこの美しい風景の中から放射能物質反応がなくなるのでしょうか。
・汚染は日本中いや世界中に広がっているのでしょうか。
・放射能物質に汚染されている大地に住み続けたらどうなるのでしょうか。
・放射能物質が、食べ物から空気から埃から、放射線から、体の中に入ったらどうなるのでしょうか・・・
・放射能物質が体に入ると死にますか。

慎ましくて、眼差しは遠く、大好きな仲間がここで生きています。
誰か僕に教えてください。

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明日の朝は福島市内で生きるトモダチたちの『レスキューハウス』の工事のお手伝いです。

2012年10月30日火曜日

2012年10月30日 がってんレポート

10月30日レポート

今もなお発災以降、
各地で放射能物質が検出されているようです。
目に見えない放射能物質は本当にやっかいだと感じます。

今朝は朝から数点の検体を検査機器にて測定です。

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検査中にはパソコンの画面の針が動きます。
画面の針が動いている間は本当にドキドキします。
一定の時間が経つまで放射能物質に汚染されているのか、いないのかは、
画面上では解らないようです。

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待っている間、
何百点ものこれまでに計ったデーターに目を通すと、
数万ベクレルのものから不検出のものまで沢山ありました。

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これからの人生のコドモタチへ、
今の大人はどう言い訳をしたらよいのでしょうか。
なんて世の中なんでしょう。
まったく・・・

2012年10月29日月曜日

2012年10月29日 がってんレポート

10月29日レポート

昨日は雨風強く事務作業をしていた一日でしたが、
今日は朝から天気がよかったので、
牡鹿半島の大原浜地区にある家の補修に入っていました。

前浜で唯一残っている家です。

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昨年の4月ごろから石巻にボランティアに入り、
今もなおここで活動しています。
牡鹿半島の人々と共に復興の歩みを進めています。
彼女はこの秋からここで暮らしながら、
長期の活動をする為の拠点の家の補修です。

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雲がかかっては消え、
キラキラと風に揺れる海を見なが、
私はで一人ペンキを塗り。

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とってもキレイな海です。
とってもキレイな野山です。
自然はいつも何時も等しく平等なんだな。
そんな事感じました。

そうそうペンキを塗っている室内から、
ふと窓外を見ると鹿の親子がなんやら不思議そうに眺めておりました。

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庭に目をやると不在の時間を示すように、
森に帰り始めていますが、
また人も暮らしますので宜しくお願いいたします。

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2012年10月27日土曜日

2012年10月27日 がってんレポート

10月27日レポート

あの日からの時間を取り戻すように、
落ち葉を掃くおばあちゃんに出会った朝でした。

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そのおばあちゃんは震災後、私たちが石巻に到着し数日が過ぎた頃、
小さな建物に数人で避難生活をしていたおばあちゃん。
私の車を見つけて歩いて来てくれた。

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あの日の出来事や、
私たちとの出会いなど目を細めながら話してくれました。
『今は何とかやってるよ、沢山あった廻りの家が流されちゃったから、
今では家の窓から海が見えるのよ、海がこんなに近かったんだね。
なんだかむかしを思い出すわ。なんだか変よね・・・』

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一つ打ち合わせを済ませてから、
午後から植えに行く桜の木の準備。

スマイルシードのふじこちゃんと現地で落ち合い、
午後の日差しの中で二人で穴を掘っているとなんだか楽しくなってきて、
あ~でもない、こうでもないと、桜の苗木を囲んで大笑いしながらの作業。

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(最後の1本は助っ人誕生!助かりました)

今はあまり人影のない小さな手作りの公園だけれど、
沢山の人の思いや気持ちで植えたいくつもの木々や草花は、
いつかきっとここを通る人々の気持ちをやわらげてくれると信じております。
また草木も人々に見つめられ声をかけてもらうことを待っているのだと思うのです。

今日と言う日に感謝の一日でした。

2012年10月26日金曜日

2012年10月26日 がってんレポート

10月26日レポート

とても暖かい日差しのもと石巻に着きました。
北海道の我が家で育ったドングリの苗が、
東松島の宮戸島にお嫁に行ったのでご挨拶に行ってきました。

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海の水が津波となって陸に上がってきたので、
土地の土に塩分が入っていたので気になっていたのですが、
他の草木もしっかりと根付き活き活きとしてます。

夕方からは牡鹿半島に行ってきました。
夕暮れ牡鹿半島から眺める海は、
いつ見ても本当にきれいです。

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多くの家が流され、暮らしが変わり、
人々の暮らしは今までのようには中々行かないようです。
突如として変わった暮らし、
あの日から多くの事が一変してしまった小さな漁村。

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夕暮れの中荷物の運び込みをしながら思いました。
もしもある日、突然全ての今の暮らしが一変する事が起きたら僕たちはどうするのだろうか。
あなたならどうしますか。
今回の渡航では多くの事を動きなら考えそうです。

明日は桜の木を植えに行ってきます。

2012年10月25日木曜日

2012年10月25日 がってんレポート

東北行きのフェリーに乗るため、苫小牧の港に着きました。肌寒い雨が降っています。東北での私の活動は昨年の3月から10回目となりました。救助、支援、救援、焚き出し、ヘドロ出し、小さな港のガレ木出しの復興作業、仮設住宅の支援など、毎回活動する内容が違う。
現地に向かう船の中で何時も思います。
一歩を歩めるように、また一歩を歩み始めた方々の笑顔の足しになればいいなって思います。
希望と夢へ向かうお手伝いそう思っております。
小さなお手伝いしか出来ませんが、笑顔を絶さぬように行って参ります。

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2012年10月2日火曜日

募金残金の使いみちについて

暑い夏の日に開催した「釧路川のほとりで交流会キャンプ」から、1ヶ月半近くが経とうとしています。
釧路川のほとりは、流れる空気もすっかり秋の色になり、季節の移ろいを教えてくれます。

前回「会計報告」の記事にてご報告させて頂きましたが、皆さまからお預かりした募金は、必要な食材や消耗品、バス代などの費用に充てさせて頂き、残りが62,664円となっております。
この残金の使いみちについては、当初このプロジェクトの主催である『東北海道保養支援プロジェクト』へ寄付させて頂く予定としており、皆さまへもご案内させて頂いておりましたが、プロジェクトの担当者と打ち合わせをさせて頂いたところ、現在資金に余裕があるため、寄付頂かなくても大丈夫との回答を頂きました。

そこで改めて使途について検討を重ねて参りましたが、「子ども達の笑顔のために」とご寄付頂いた募金ですので、このお金を使って、今回保養キャンプに参加頂いた子ども達に、北の大地からクリスマスプレゼントを贈らせて頂くことにいたしました。

震災から2回目の冬を迎える頃、
私たちは皆さんのこと、忘れていませんよ!とメッセージが届けばいいなと思っています。

プレゼントの詳細につきましては、保養者の皆さんもブログを読んで下さっていますので、まだ内緒にさせてくださいね。

子ども達が、
笑顔と希望と夢をもって歩んでいけますように。。

2012年8月29日水曜日

会計報告

<会計報告>

皆さまにご協力をお願いしていました募金や寄付も、たくさんの方から寄せて頂きました。
おかげさまで、交流キャンプの必要経費は、全て募金と寄付で賄うことができました。

本当にありがとうございました!

ここに会計の報告を掲載させて頂きます。

【入金】
○募金 64,154円
○寄付金 128,000円

総額 192,154円

【支出】
○キャンプ食材費 20,063円
○飲み物(cafeコーナー) 5,757円
○レンタカー(バス及びバス燃料) 48,818円
○消耗品(ラップ、トレペ他) 3,712円
○印刷、郵送料 16,500円
○保険代 17,500円
○光熱費 3,000円
○テント送料(往復) 14,140円

総額 129,490円

【残金】
入金額192,154円 ― 支出額129,490円 = 残金62,664円

となりました!

残金の使途につきましては、9月1日以降に当ブログにてご報告させて頂きますので、どうぞよろしくお願い致します。

今回は、ごくごく小さな範囲でのお声かけでしたが、このようにたくさんの支援金が寄せられ、本当に感謝しています。

心より、ありがとうございました!

2012年8月25日土曜日

がってんより、お礼とご報告

8月22日・23日レポート
東京・千葉・茨城・宮城・福島より、8月9日から2週間ほど、
東北海道に保養に来られていた27名の家族の方々と、
この地で避難生活を送っている9名の方と共に、
1泊2日の『釧路川のほとりで交流キャンプ』を、
8月22日・23日で行いました。
弟子屈地域の方々が中心となり、
スタッフも合わせて総勢50名ほど。
天候にも恵まれて開催することが出来ました。
キャンプサイトに到着後、
水遊びの出来る服装に着替え、
そうそうに釧路川へネイチャー川下り。
川で泳ぐコドモとお母さん。
稚魚を見つけたり、ザリガニを探したりしてる小さなコドモたち。
大人もコドモも久しぶりの水遊びに大いに楽しんでおりました。
冷えた体を温める為に一行は弟子屈の温泉へ。
温泉に行っている間に、多くの方々よりご提供いただいた安心食材使って前日より仕込みが始まっていた夏野菜カレーやサラダなどの最終の仕込が、てしかがの愉快な仲間たちの女性陣の間で着々と準備されていく。
一方男性陣はと言うと、やはり前日よりテント張りやらテーブルの準備などの最終の仕上げに取り掛かる。
『てしかふぇ』と称したフリードリンクカフェも誕生し、
一行が温泉から戻って来るの今か今かと待つばかり。
温泉から戻って一息ついたあと、
広い草原に思い思いに座りながらの、
お待ちかねの夏野菜カレー。
しっかり遊んだ後の食事は美味しかったね。
日も傾きかけた頃、
キャンプサイトは風が強くなり、
安全をとって予定していた花火を中止となりましたが、
夕闇の中で『暗闇スイカ割り』がとても楽しかった。
(皆さんには、お別れ時に花火を持って帰っていただいた)
満天の星空の下、
コドモタチは初めてのテント暮らしにもうワクワク。
しっかり遊んだはずも、
ワクワク過ぎて寝付けない子もチラホラでした。
草原の真ん中に小さな焚き火と『てしかふぇ』。
一人また一人とコドモが寝静まった頃、
お母さん方が焚き火の側へ。
自己紹介を交えながら共につながったとてもいい時間でした。
満天の星空の下、
小さな焚き火と木々に囲まれた草原。
孤独と戦っていた母たちが少しでも羽を休める事が出来た時間でありました。
人はやっぱり人の支えと自然を失っては生きて行けないと感じました。
少し寝不足のお母さんたちをよそに、
早起きのコドモタチ。
朝も早くから池の魚を追い掛け回したり、
ボール遊びしたり、シャボン玉をしたりと元気全開のコドモタチ。
朝食を済ませ、
オニギリ作りのワークショップをしているお母さんたち。
コドモタチはと言いますと、
テントの片付けや寝袋たたみのワークショップと大活躍。
お母さんがたの荷造りの合い間に現れた、
『紙芝居のおじさん』にコドモタチも大喜び。
全部で3作読んでくれた?
日も高く上ったころ、
いよいよ『弟子屈のゆかいな仲間たち』ともお別れです。
花火や食材、そして寄付金や募金をくださった皆さまの支えがあって、
今回の『釧路川の畔で保養交流キャンプ』が開催する事ができました。
ありがとうございました。
1泊2日と言う短い時間ではありましたが、
皆さまの支援を私たちの体を通して出来る限りの事をしました。
コドモタチは元気に遊んでおりました。
少しでも勇気づける事が出来たでしょうか。
また自分を責めているお母さんの羽を少しでも休めてもらう場になったでしょうか。
一時でも弾ける笑顔を見せてくれたコドモタチに、
夢と希望を感じてもらえたでしょうか・・・
『もう二度と故郷の川や森の自然で遊ぶ事が出来ない・・・』、
キャンプサイトでお母さんと交わした言葉はとても考え深いものでした。
短いご報告となりましたが、
重ねて御礼申しあげます。
木名瀬がってん

2012年8月24日金曜日

募金箱設置店

<募金箱設置店>

今回、募金箱を設置頂いたお店・施設をご紹介させて頂きます。
お忙しい中、快くご協力いただき、本当にありがとうございました!

(敬称略)
●ペンションうさの森
●プチホテル・ピュアフィールド風曜日
●ペンションBirao
●辻谷商店&つじや食堂
●cafe&bal COVO
●cafe・森のホール
●レストラン・オーチャードグラス
●摩周湖のあいす
●くりーむ童話
●カントリーキッチンちゅっぷ
●そば処出雲
●そば処福住
●味処くまうし
●喫茶あい
●美容室BOSCO
●スーパーフクハラ
●サッポロドラッグストア
●ホームセンター・ツルヤ
●道の駅・摩周温泉
●みちくさ
●弟子屈クリニック
●川湯の森病院
●奥春別もりの保育園

他にも、フライヤーを貼らせて頂いたたくさんのお店・施設の皆さま、ありがとうございました。

2012年8月23日木曜日

ご支援、ありがとうございます! <支援金>

募金をお寄せ頂いた皆さまに、この場をお借りして心より御礼申し上げます。
使途の詳細につきましては、後日ご報告させて頂きます。

<30,000~>
○にいかわ塗装 様

<10,000~>
○奥小フリマドンナ 様
○近藤賢美 様
○神子島智樹様、美穂様
○有限会社畑中産業 様
○そば処出雲 様

<~10,000>
○ピュアフィールド風曜日 様
○てしかがえこまち推進協議会UD部会 様
○葛尾弘子 様
○小野美穂子 様
○美容室BOSCO 様
○Cafe & bal COVO 様
○武山まき子 様
○武山秀樹 様
○小山浩之 様
○北嶋 様
○内田雅子 様
○万代商店 様
○みちくさ 様(ビール券)

(8月24日追記しています)

2012年8月22日水曜日

ご支援、ありがとうございます!

いろいろな方からご支援のお申し出を頂いています。
ありがとうございます!

ご支援・ご協力頂いた皆さま、物資の提供をお申し出下さった皆さまをご紹介させて頂くとともに、心よりお礼申し上げます。

<食材のご提供>
○北海道産米 ・・・ 宮田昇子様(弟子屈町)、辻谷克彦様(弟子屈町)、吉岡輝昌様(諏訪市)
○北海道産大豆 ・・・ 橋田真澄様(弟子屈町)
○オホーツク産海苔 ・・・ 橋田真澄様(弟子屈町)
○白菜 ・・・ 秋吉京子様(弟子屈町)
○キャベツ ・・・ 秋吉京子様(弟子屈町)
○とうもろこし ・・・ 川湯の森病院様
○トマト、きゅうり、大根 ・・・ 川湯の森病院様
○スイカ ・・・ 川湯の森病院様
○スイカ ・・・ O.N様
○玉ねぎ10kg(放射能測定済) ・・・ しっでぃぐりーんネットワーク様(釧路市)
○人参10kg(放射能測定済) ・・・ しっでぃぐりーんネットワーク様(釧路市)
○ジャガイモ10kg(放射能測定済) ・・・ しっでぃぐりーんネットワーク様(釧路市)
○ズッキーニ、ナス ・・・ 青木梢様(伊達市)
○ミニトマト、卵 ・・・ 池上清子様(弟子屈町)
○ひじき、ゴマ ・・・ 橋田真澄様(弟子屈町)
○味噌 ・・・ 内田雅子様(釧路市)
○バナナ ・・・ あまむ 新村吾郎 様
○バナナ、レモン、麦茶 ・・・ くしろ放射線測定室様(釧路市)
○無農薬紅茶 ・・・ 辻谷克彦様(弟子屈町)

<物資のご提供>
○花火 ・・・ 須田文房具店様(弟子屈町)、丸日商事(株)関根典義様(北見市)、片桐静様(弟子屈町)
○画材、花火など ・・・ 宮田昇子様(弟子屈町)
○風船 ・・・ 片岡ますみ様(弟子屈町)、中村昌美様(弟子屈町)

(8月23日追記しています)

2012年8月8日水曜日

食材と物資のご支援について

キャンプで使う食材などについて、ご提供を呼びかけさせて頂いております。
ありがたいことに、あちらこちらからご提供のお申し出を頂き、既に募集を締め切ったものも出て参りましたので、改めまして、現在募集中の食材についてお知らせさせて頂きます。

なお、支援金につきましては、引き続きご支援をよろしくお願い致します。

<集めている食材>
以下の食材を提供してくれる方を募集中です。

○スイカ 8個 (スイカ割りが出来る大きなサイズのもの)
○カボチャ 3個
○ゴボウ 6本
○メロン 10個
○旬のフルーツ 適宜
○味噌 3kg
※ご提供頂ける方は、まずはご連絡をお願い致します。
 TEL 015-482-2484 / FAX 015-482-2480
 わっか (担当・木名瀬)

※食材につきましては、全て「北海道産」のもの、もしくは安全の確認できるものでお願いします。


<集めている物資>
食材以外に集めている物資

○花火 (小さな子が手で持って楽しめるもの)
○シャボン玉

(8月20日追記しています)

2012年7月25日水曜日

協力お願いのフライヤー

交流会キャンプへ向けて、少しずつ少しずつ準備を進めています。

前回アップさせて頂いた、物資や資金のご協力を呼びかけるチラシを、町内のお店や公共施設に貼らせていただこうと、皆で手分けして回っているところです。


こちらから、このチラシをダウンロードできます。
(PDF 2.45MB)

募金箱も作り、各所へ設置させて頂いています。
小さな応援の輪が広がっていること、とても嬉しく思います!

2012年7月24日火曜日

ご協力をお願いします ~募金~

物資に続いて、交流キャンプのための資金も募金で集めちゃおう!と考えております。

何と言っても、今回の交流キャンプでは、保養滞在先の施設が各地に点在しています。広い道東へ初めて保養にいらした皆さんです。
「キャンプやりますから、来て下さい!」
と言うわけにはいきません。一番遠いところでは、開催地まで100km以上離れていますので、ぜひぜひお迎えに行ってあげたいなあと思っています。

また、手ぶらでキャンプに来てもらえるよう、さまざまなキャンプ用具が必要です。
わっかにもそれなりに道具は揃っておりますが、ここにあるだけでは足りず、借りる必要があるのですが、、大きいので送料もそれなりに。

その他、集まりきらなかった物資・食材の調達などなど。

というわけで、
○バスのリース代(2日間)
○ガソリン代 (バスの燃料費、機材搬送)
○必要な食材や消耗品の購入費
○その他必要経費

を、集めています。

<募金の方法 その1>
町内各所に置かせて頂いた募金箱への募金
募金箱を設置してくださるお店のリストは後日アップさせて頂きますね。

<募金の方法 その2>
お振込みでも受付しております。

【振込先】
 ○郵便局  記号10250 番号20832101 キナセヒロシ
 ○ゆうちょ銀行 店名〇二八(ゼロニハチ) 普通 2083210 キナセヒロシ

よろしくお願い致します!

なお、募金をお寄せくださった方は、募金後/振込後に、お名前・ご住所をメール又はFAX等にてご連絡頂けると助かります。
(メール info@wakka.biz  FAX 015-482-2480)

当ブログにて、お振込いただいた方のお名前をご報告させて頂きたいと考えておりますが、匿名希望の方はお知らせください。
金額及び使途についても、キャンプ終了後に、ブログにて全て公開させて頂きます。

また、もし交流キャンプでの必要額以上が集まった場合には、「東北海道保養支援プロジェクト」に寄付させて頂き、保養者さんの交通費や滞在費などに充てさせて頂きますので、ご了承下さい。

皆さまの温かいご支援・ご協力をどうぞよろしくお願い致します☆

ご協力をお願いします ~物資~

キャンプで使う食材などについて、ご提供いただける方をお待ちしております。
各物資の量などは、この後参加人数が確定した後になるのですが、今のところ食事などは40~50人前のイメージです。

<集めている食材>
以下の食材を提供してくれる方を募集中です。

○お米 15kg 
○スイカ 3個 (スイカ割りが出来る大きなサイズのもの)
○とうもろこし (キャンプの時に、茹でたり焼いたりして皆で食べる分)
○夕食の食材
 ・・・夕食は、夏野菜カレー、サラダ を予定しています。
 ・・・玉ねぎ人参、キャベツ、豆、ズッキーニ、ナス、トマト、カボチャ など。
○朝食の食材
 ・・・朝食は、田舎すいとん を予定しています。
 ・・・玉ねぎ、大根、人参白菜、油揚げ、ごぼう、小麦粉、味噌 など。
○昼食の食材
 ・・・昼食は、朝に皆で作るおにぎり を予定しています。
 ・・・のり、具材

※ご提供頂ける方は、まずはご連絡をお願い致します。
 TEL 015-482-2484 / FAX 015-482-2480
 わっか (担当・木名瀬)

※食材につきましては、全て「北海道産」のもの、もしくは安全の確認できるものでお願いします。


<集めている物資>
食材以外に集めている物資

○花火 (小さな子が手で持って楽しめるもの)


また追加などがありましたら、随時当ブログにてお知らせさせて頂きます。

2012年7月23日月曜日

こんな内容を予定しています!

道東各地の施設に滞在されている保養者さんが一堂に会する、『釧路川のほとりで交流会キャンプ』の内容をご紹介します。
以下は、保養プロジェクトの参加者の方々に向けてお送りしたご案内から一部抜粋いたしました。

----------------------------------------------------
<釧路川のほとりで交流会キャンプ>
■日 程: 8月22日(水)~23日(木)
■内 容: 川下り、キャンプ、交流会 など

■集合解散:
 ○北見・留辺蕊地区からの方 ・・・「北見市八方台森林公園内ぱるむ」
 ○その他の地区からの方 ・・・「道立オホーツク公園てんとらんど」

■開催場所: 弟子屈町
 ○キャンプ地は、弟子屈町内「わっか」敷地内 
 ○川下りなどは、屈斜路湖&釧路川
 ○悪天時の宿泊場所は、弟子屈町川湯地区の自治会館

■参加費: 無料 (各自入浴代のみ負担)

■行 程:
 【8月22日】
 朝、ぱるむお迎え→てんとらんどお迎え→(車移動)→
 屈斜路湖和琴半島着(各自昼食)→
 わっか着(着替え)→川下り!→温泉→わっかキャンプサイト
 →夕食、スイカ割り、花火、交流会

 【8月23日】
 朝食、片付け、出発準備、昼食のおにぎり作り→(車移動)
 →道立オホーツク公園てんとらんど着 昼食、自由行動
 →てんとらんど解散→ぱるむ解散(夕方)

■持ち物:
 キャンプ用具、調理器具、食材などは全て主催者側にて用意いたします。
 持ち物は、各自の着替え、1日目の昼食、タオル、入浴洗面用具、懐中電灯など。
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こちらからチラシのダウンロードができます(PDF 2.31MB)

子ども達の体調が少しでも良くなり、
とびっきり楽しい夏の思い出ができますように。

追伸:
なお、この「交流キャンプ」は、東北海道保養支援プロジェクトに参加頂く皆さまを対象としたものです。募集案内は、開催内容のイメージをつかんで頂くために掲載いたしましたが、一般募集はしておりませんので、ご了承下さいませ。

2012年7月21日土曜日

釧路川のほとりで交流会キャンプ

この夏、福島やその周辺の放射線量の高い地域から、小さなコドモタチと母親が保養のために東北海道を訪れます。

<東北海道保養支援プロジェクト>

さまざまな事情から、放射線量の高い地域に暮らすご家族。
外で遊び、洗濯物を干し、安心できる食材で料理を楽しみ、子ども達と美味しく食べる・・・そんなごく「普通の生活」を、一時的でも送ってほしいという願いから、このプロジェクトは始まりました。
代表の大竹さんは、福島県より網走へ、幼い子ども2人を連れて避難してこられました。
一人でも多くの方が保養にこられるようにと、駅前やスーパーで募金活動を続けています。
今回の「交流キャンプ」はこのプロジェクトの参加者の皆さんです。

プロジェクトは、8月12日~25日の14日間。
保養先は北見、網走、大空町、小清水町などの道東各地です。
http://ameblo.jp/doutouhoyou/


<交流キャンプを開催する理由>

今回、プロジェクトで用意している滞在施設は、北見や網走、大空町、小清水町など、広い東北海道に点在しています。
保養者さんの負担を抑えながら、一時的でも普通の暮らしを送ってほしいと配慮したためですが、広大な土地ゆえ、互いに交流する場がありません。

2週間ほどの滞在期間ですが、同じ時期に、同じ地域に保養に出た家族同士が互いに交流を持つことによって、自宅に戻ったあとも「心の支え」になるのではと感じました。
それは福島県内で、週末保養プロジェクトに関わってきた中で強く感じたことでもあります。

そんな想いから、
保養者さん同士が互いに交流しながら、親も子も楽しめる夏休みの思い出キャンプを、ここ弟子屈で開催することにしたのです。

(プロジェクトリーダー・がってん)

2012年6月19日火曜日

2012年6月19日 がってんレポート

第九章:志 6月19日レポート

充実感は欲しいのだけれど、
あまり欲はたかず、
必要な事を、
率先してにこやかに、
黙々と行い、
大変さを自慢する事なく、
疲れたら悟られる事のないように、
静かに身を横たえ次に備える。

ユーモアを忘れる事なく、
雨が降ったら降ったなりに、
暑い時は暑さに負けぬように、
けして仲間への感謝を忘れずに、
荒れた大地に心に、
ただ潤いが戻る事を信じて、
体と気持ち込めて寄り添える、
ボランティアで私はありたい。

私の喜びは、
いつの日か一歩を歩んだ貴方の姿にそっと出逢いたいから。

2012年6月17日日曜日

2012年6月16日~17日 がってんレポート

6月16日・17日レポート

東松島の仮設住宅では仮設のおばあちゃん方との植栽活動。
ゴウヤを使った『グリンカーテン』を共に取り付けたり、
ナスやらトマトやらを一緒にプランターに植えました。

プランターを囲んでワイワイと苗を植える、みんなとの時間。
高いところのネットを黙々と取り付ける、一人の時間。
植物を挟んでの作業は、
やっぱりとてもいい時間と思うのです。


花壇の整備もしました。
大勢のボランティアと共に花を囲んで、
土に向かって・・・


津波の影響で塩害の土地に花が咲く。
硬くなった大地に花が咲く。

硬くなった大地に染み入る水と可憐な花が・・・
津波の残した人の心に染み入るのは、
こんなホッとした共に地球に生きる草木なのかも知れません。
そんな事を思いながらの植栽活動でした。

満たされたい気持ち
満たしたい物

もしかしたら足元に、そして身の廻りに、
既に全てそろっているのかも知れません。


2012年6月15日金曜日

2012年6月15日 がってんレポート

6月15日レポート

今日は海辺の仮設住宅に居るときに地震がありました。
地鳴りと共にグラグラと来ましたので少しドキドキしました。

オープンジャパンの朝のミーティングでは必ず津波時の対応のお話をします。

今日は対応のお話を書いてみようと思います。

作業をする時は、必ずバディー(仲間)と活動してください。
バティーから離れる場合は、必ず何処に行くのかを告げてから動いてください。
津波時に仲間を探しに行って津波にやられてしまう事があるので。

作業に入る前には、311の時にどこまで津波が来たかを確認し、
避難場所をシェアしてから活動に入ってください。
311の時よりも建物などが少ないので、
その時よりも大きな波が来ると思っていてください。

遠い所に逃げるのではなく高いところに避難してください。

車で避難する場合は、ラジオを入れて窓を開け、
これ以上進めないと判断したら速やかに左に車を寄せて、
鍵をつけたままにして高いところに逃げてください。

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明日からいよいよ『探検隊』共に第二回復興支援バスが1泊2日で行われます。
明日は東松島の宮島の仮設住宅に『みどりのカーテン』の取り付けと、
野菜の苗をおばあちゃん方と一緒に植えようと思っています。
また直ぐ側では、荒れた土に花を植えたり、花壇を直したり・・・自然に向かえる活動と成りそうです。
僕自身もとっても楽しみにしています。

多くの沿岸地区が津波によって破壊されました。
地盤も1メートル以上下がってしまったところも多いです。

このような状態で、
もしも、もしも、
住み慣れた家を離れる事を決断したとしたら、
荒れたままの大地があったとしたら・・・

木々を植え森に返してもいいのではないかなぁと思うときがあります。

(たぶの木は、急な斜面の崩れを押さえるように大地を覆っています)

人の暮らしと自然のリズムが近づくのではないかなぁと思うのです。

(あの日の揺れで崩れた後はゆっくり、そしてゆっくり草原や森に戻ろうとしている場所もあります)

2012年6月14日木曜日

2012年6月13日~14日 がってんレポート

6月13日・14日レポート

沿岸部は津波で運ばれた塩分の関係なのか、
木々の立ち枯れが目立つようになって来ています。

打ち合わせや調整下見などをしているとあっという間に2日間が過ぎていきました。

(津波はこの町を襲いましたが、この町では一人の死者も出さなかった・・・)

今回まだ、地元の人とあまりお話をしておりません。

僕たちのボランティア活動は、
地域の人と話す事から始まった。

手助けがしたいと言う気持ちを先行させる事無く、
共に向き合って自分の事のように一度置き換えてみるようにしています。

震災直後の初動の時期とは違う今、
何処か忘れ去れてしまった小さな声を見逃す事の無いように、
耳をそば立て
目を見開き
心を鎮めて
会話をして行きたいと思います。

(この森の先にあるたぶの木は、まるでこの町を守るかのように静かに存在してる)

断片的な事ではなく、
全体的にゆっくりとでも浸透して行くような、
活動が今求められているような気がしてなりません。