2013年7月12日金曜日

2013年7月12日 がってんレポート

第十四章『悠』

7月12日レポート

今から20年前の今日、
北海道では『北海道南西沖地震』により多くの人が津波によって多くの人が亡くなりました。
20年経った今、人口は地震前から4割近く減り、3千人を切った。
主産業の漁業も資源回復がなかなか進まず、高齢化や後継者難もあって漁協組合員は400人から半減…
全国ではどうでしょうか?今日の北海道では大きなニュースです。

昨日帰ってきたのでその日のうちに『レポートを書こう』と思いましたが今日にしました。


『被災地の人々と一緒に作業をしたい』最近そう感じたりする事があります。
前はあまりそう感じませんでした。
何故ならば津波後の光景を初めて見た時の風景が消化できませんでいた。
向き合うのが怖かった。


震源地に一番近い場所で、
新潟の方々と草刈りをしました。

海を眺めながら黙々と額に汗を浮かべ、
そう若くはない方々と炎天下の中で・・・

気にかけて島のお婆さん方が、
手に鎌を持って『ホントは私たちがやらなきゃいけないことを…ありがとう』って歩いて来てくれました。
お婆さんはお花が好きだそうです。
小さいころから食べていた木の実を教えてくれました。

機械を使って刈取りしている私たちは、
草刈りのスピードは鎌よりずっと早いです。


お婆さんはお婆さんの速度で時より立ち止まり皆を眺めています。

今は慰霊に訪れる人は少ないかもしれないけれど、
この岬は『震源地に一番近い岬』です。


いつか誰かが訪れる時に歩きやすいようにきれいに道をしました。

岬から海を眺めていると、
何故かぼくは『悠々と急げ』、
開高健の言葉を思い出しました。

次回はいよいよ『ワンピースキャンプin網地島』の章に入ります。

2013年7月10日水曜日

2013年7月10日 がってんレポート

7月10日レポート


失敗するかもしれない…
間違っているかもしれない・・・

『いいねぇ』って感じたらまずは動いてみる。



『いいねぇ』って思える。
それは本質をしっかりと見極める。

沢山の人と出会い笑顔に触れて、
地球の作りだした自然に触れてみる。

今の秋僕は石巻の小さな島『網地島』で、
大学生や子供たちにそんな事を体感して欲しいなぁ…って思っているから準備している。

今日も一日暑くなりそうです。


2013年7月7日日曜日

2013年7月7日 がってんレポート

7月7日レポート

北海道から網地島に来るとすっかりと夏だなぁ…て感じます。

暑いですが心地よい海風があるので気持ちいいです。

今網地島では島民の皆さんが知恵と力を出し合って、
未来に向かって歩む為に島唯一のNPO法人を立ち上げようとがんばっています。

多くのNPO法人や社団法人がここ数年出来たなぁって感じています。
沢山ある法人格の正確はあまり知らないのですが、
NPO法人の略である『Nonprofit Organization』の言葉の持つ心持はとっても好きです。

僕は今網地島に立ち上がろうとしているNonprofit Organizationにとてもワクワクしています。

小さな島の島民による小さなNonprofit Organization。


いつまでも手を振って見送ってくれる島の方々に、
Nonprofit Organizationの心を教えていただきました。

2013年7月6日土曜日

2013年7月6日 がってんレポート

今網地島にいます。
電波の繋がりがあまりよくないです。
今日は、岬の草刈りを新潟の方とがんばりました。
この岬は、震源地に一番近い岬です。
まだ戻れぬ魂が戻れますようにと思いを込めました。

2013年7月2日火曜日

2013年7月2日 がってんレポート

7月2日レポート

今出来るコトはそれだけかい?


想いを行動に移しているかい?


あきらめたりしてはいないかい?

再び津軽海峡を渡り東北へ向かいます。