2013年3月20日水曜日

2013年3月20日 がってんレポート

第十二章:情
3月20日レポート
あの日の地震の震源地に一番近いだろう岬に立った。
ドキドキした。
風が強く波も高かったけれど青く澄んだ海だった。
何処までも近づいてやろうと思い、
崖を降りて岩を渡り白波が直ぐ側の所まで近づいた。
それでもそこにあったのは海だった。
いつもの自然と言う地球の一部の海だった。
沢山の涙が流れたけれど、
海を嫌いにならないで欲しいって思った。
僕は被災しなっかたけれど、
被災地に居ると、
悲しむ人とも出会う
歩む人にも出会う
去る人にも出会う
凛として受け止める人にも出会う
それでも僕は思う。
人は自然と言う名の地球に暮らす訳でありまして、
共に血の通ったような中であるのかも知れないので、
嫌っては行けない。
ここからもう一度自然と言う名の地球を体いっぱい感じなおしだと、
この岬に立って思った。
あの日以来この海にも情が移った。
この海もまた私たちと同じ地球に暮らすものなんだなぁって思った。

0 件のコメント:

コメントを投稿