台風12号の影響で被災した現地、
南紀に向けて9月6日に石巻より機材を積み込み向かいました。
通信状況が悪いのと、ワイファイを持っていないことが重なり、
なかなかレポートがアップできませんでした。
小さな集落には身を寄せ合うように数件の家がならんでいます。
集落は山のちょっとしたスペースにそこかしこの山の斜面に点在しています。
点在する集落の生活道路を分断するように崩れた山の崩落、
点在する集落を土砂と共に水の壁が駆け抜けました。
(津波が駆け抜けたかのようです)
人々はヘリコプターにて救出されたとのことですが、
生活道路が土砂で埋まっているので、
小さな集落までは今でも行くことが出来ません。
(9/10に開通したばかりの集落。人々はまだ戻ってきていません)
(山が崩れ学校が埋まっている)
小さな集落ゆえ、地元の人々は共に助け合いながら家財道具出しや、
ドロ出しを30℃を越す気温の中で一生懸命やっています。
私たちもまた、家の人と地域の人と一緒に1軒づつお手伝いをさせていただいております。
那智勝浦の山手の地域全体で300世帯とも400世帯とも言われています。
ボランティアが足らないゆえ、ボランティアが関われた世帯でも1日に2件ほどしか進みません。
(突然の雨が、作業をストップさせます。雨が降ると河川が近いのでとても緊張します)
(地元の自治会の若き役員?せいやさんを中心に集落の復興作業を共に進めている私たち)
(押し流された家が川の淀みに貯まっています。レスキューチームが必死に捜索しています)
今はとにかく生活の場所を確保していく事が大切だと感じます。
一人でも多くのボランティアが現地に入り、現地の地元の人と共に汗を流して瓦礫を取り除いて欲しいと思います。
南紀の人は自分たちで何とか復興しようと一生懸命です。
南紀に暮らす人々の笑顔が見られる日まで続くボランティア活動です。
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