今日は朝から一路福島市へ移動しました。
(誰も居ない公園はとても寂しい風景です)
市内はなんら変わらぬ風景です。
学生は普通の制服で楽しげに歩き、
犬の散歩に歩く人々。
僕たちの持つ3台の線量計はこの風景の中では見えない放射能物質をしっかりと捉え、
数字として表しています。
0・2μSv・0.5μSv・1.7μSv・2.1μSv・・・
北海道から行ったせいでしょうか。
上がり続ける数字に恐怖に似た怖さを感じます。
慣れたのでしょうか・・・
ただ僕にはその表情を読み取る事が出来なかったのでしょうか。
すれ違う人々は、どうしようもないやるせない気持ちを胸に
押しつぶされないように必死なのかも知れません。
押しつぶされないように必死に生きる事に向かう女性が2人います。
彼女たちは自分の体を気遣い、
地元の人々の体や生き方を気遣い、
今私たちに何が出来るかを真剣に考えています。
若い彼女たちはこれから沢山の迷惑をかけながら、
人生の道を切り開いていく事と思います。
その時はきっと多くの人の助けが必要です。
今私たちは、
押しつぶされないように必死に出口を見つけ出そうとしている小さな声を、
聞き落としてはいけないと思います。
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