2012年3月5日月曜日

2012年3月5日 がってんレポート

第七章『動』

3月5日レポート

深く雪の残る屈斜路湖・釧路川の畔に戻ってきました。

残念ですが、通しで現地に居る事が出来ない私です。
しかしそれもこれも今の私に出来る全てです。

あの災害から1年が経とうとしています。
刻々と変化するフェイズに人と人の関わりの意味を深く感じます。

(行き場の無い車)

被災者と否被災者、ボランティアをする側される側と言う関係だけと言う事ではなく、
共にこの地球の上に生きる人間として、
日本と言う住所に暮らす人として、
今新しい歩みを感じた今回の渡航でした。


人は一人では生きて行けない。
歩む速度が問題ではないと思います。
たとえ今苦しくても、春になれば雪が溶け、
雫が集まり流れきらめく春が来る事を東北の人々は知っている。
一滴、この一滴がよき流れを作る、
だからこそ知恵を出し合い、
勇気を搾り出し前に進む。

戸惑い滞ってはいられない。
そう感じました。


地域の人、多くのボランティア、自衛隊が、
『生きる』為に、行きかわした場所。

再び3月20日に現地へ向かいます。

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