2011年4月7日木曜日

2011年4月7日 がってんレポート

4月7日

曇っていた=困っている事が、
一人また一人と集まった人の手で、
困っていることが解決していく。

全てが解決したわけではないのだろうけれど、
ボランティアの方々と一緒に、一生懸命な作業・汗・埃にまみれになると、
少しずつ、少しずつ困っていたことが解けたような、
微笑みの顔が覗いているように感じます。


彼は絵を書きます。額に汗をにじませながらヘドロをかき出します。

いつも絵を描いている画家さんが、
額に汗をかいてドロを黙々とかいている。

普段はカメラマンをしているのだけれど、
一生懸命、鍋をかき回す。

サラリーマンがおばあさんの家の沢山の水を吸った畳を上げている。

普段は問屋さんの人が、
物を必要としている人にニーズを聞いて、
物資を配布している。

埃だらけのこの町で、
お互いが人間として本気で向き合うから、
少しずつだけれど笑顔が生まれてくるのだと感じました。

(写真:手付かずの地域に入る)







<追記>


4月8日 1:42AM
「大きく揺れた。 眠れぬ夜になりそう…」
と、写真が送られてきました。
釧路川の畔も、長い揺れが続きました。長引く避難生活に追い討ちをかけるように、深夜の地震と津波警報。皆さんの体調が心配です。

レポート更新が遅くなりごめんなさい。


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